インストラクター制度

公認:ラジコン安全指導員、インストラクター制度

「公認:安全指導員」はクラブへの安全指導を、「公認:ラジコンインストラクター」は初心者への安全指導を通じ、事故の未然防止や住民とのトラブル現象などラジコンに対する社会の評価向上と健全な普及発展に貢献します。
また、公認:ラジコンインストラクターは、安全運用マニュアルで系統的に、また、万一の事故発生もインストラクター保険により安心して指導できます。

公認:ラジコン安全指導員の資格と要件

資格の種類

飛行機、ヘリコプター、電動グライダーの3種類

※フェールセーフを事前に設定しておくこと

認定要件

(1)ラジコン操縦士登録者

(2)ラジコン保険加入者(保険会社は自由)

(3)ラジコンに関する知識と操縦技術に優れた者

(4)ラジコンクラブの推薦を受けた健全な人格者

(5)満20歳以上であること

(6)認定試験に合格した者

公認:ラジコンインストラクターの資格と要件

資格の種類

飛行機、ヘリコプター、電動グライダーの3種類

※フェールセーフを事前に設定しておくこと

認定要件

(1)安全指導員を 1 期 2 年以上実績を積んだ者

(2)ラジコン操縦士登録者

(3)ラジコン保険加入者(保険会社は自由)

(4)ラジコンに関する知識と操縦技術に優れた者

(5)ラジコンクラブ及び登録代行模型店等の推薦を受けた健全な人格者(登録代行模型店とは、当協会に登録している模型店のこと)

(6)指導する飛行場が確保できる者

(7)満20歳以上であること

操縦技術の目安

  • ・飛行機:日本無線航空会「スポーツマン級」程度
  • ・グライダー:日本RCグライダー協会「滑空記章C章」程度
  • ・ヘリコプター:日本模型航空連盟「C級」程度

※上記資格の保有を義務付けるものではなく、ラジコンインストラクターとしての操縦技術目安を示したものです。

※ラジコンインストラクター判定委員が実技試験で確認し決定します。



ドローンインストラクター制度

近年のドローン(マルチコプター)の普及により、趣味利用に限らず産業利用のユーザーも増えています。この急速なユーザー増加に伴い、機体の構造や性能、法制度を熟知していないと思われるドローン事故事案が起こっています。
そこで、当協会として、これまでのラジコンインストラクター制度とは別に、新たにドローンインストラクター・オペレーター制度を2017年度から設けることにしました。
趣味だけではなく、事業や産業でドローンを使用する方も、安全な運用を行うためにご活用ください。

ドローンインストラクターの資格と受験資格

資格の種類

  • ●ドローンインストラクター資格

    ・ドローン初心者等の運用者に対して運用に必要な知識及び安全な操縦技術を指導するにふさわしいと認められる者

    ・次の操縦能力を有すると認められる者

    GPS制御なし並びにオートパイロット(自動操縦)設定及びオートパイロット(自動操縦)から離脱した状態での飛行

  • ●ドローンオペレーター(1級、2級、3級)資格

    ・ドローンに関する知識・ルール・マナー、電波並びに安全運用に関する知識を有するものと認められる者

    ・各級ごとに次の操縦能力を有すると認められる者

    • 【1級】GPS制御ありでの飛行並びにオートパイロット(自動操縦)設定及びオートパイロット(自動操縦)から離脱した状態での飛行
    • 【2級】GPS制御ありでの飛行
    • 【3級】GPS制御ありでの飛行

    ※これまでドローンオペレーター実技試験において、3級のみGPS使用可としておりましたが、GPSを外せない機体が増えていることから、1級・2級もGPS使用可といたします。

受験資格

(1)ラジコン操縦士登録者及びラジコン保険加入者

(2)ドローンインストラクターは20歳以上、ドローンオペレーター(1級、2級、3級)は16歳以上の者

(3)ドローンインストラクターはドローンオペレーター1級の認定登録者、又は当協会のラジコンインストラクター(飛行機、グライダー又はヘリコプター)の認定登録者

※ラジコン操縦士登録者及びラジコン保険加入者、ラジコンインストラクターは受講日の時点で有効期間中であること

ドローン講習会

ドローン認定資格試験に合わせて(試験日の前日から当日午前中までの2日間)ドローン(マルチコプター)講習会を開催します。