よくある質問(安全運用について)

ラジコン専用電波を拡大してほしい

安全運用の向上には、ラジコン用専用電波の増波は大きな要素であります。
協会は、安全確保を図るため、電波の監督官庁である総務省に増波要望を行いましたがラジコンの普及状況等を示すデータ不足から見送られた経緯にあります。
ラジコン用電波の増波の理解を得るためには、ラジコン操縦士登録者数の増大は欠かすことのできない要素となります。
皆様方のラジコン操縦士登録が大きな力となりますので、未加入の場合は直ちに加入手続きして頂くようお願いしますととともに周囲の未登録者などにご紹介頂くなどご協力をお願いいたします。

ラジコン模型が墜落したが原因は何か?

墜落の原因については、同一バンドの運用、不法無線局、放送局等の大電力の無線局の近接運用及び使用しているプロポや機体の故障等々が考えられます。
そのため、ラジコン運用の際には、プロポや受信機等のチェック、周囲の電波使用状況をバンドモニター等による確認及び放送局等送信所の近傍での運用を避け、また、運用中も周囲の状況に注意するとともに、運用中に異変を感じたときは直ちに飛行を中止してください。
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不法無線局の調査方法を教えて欲しい

飛行状態に異変を感じたときや墜落したときは、その原因が不法無線局による場合は周囲約1km以内に無線局の運用者がいますので調査してください。
犬の調教用無線の運用者などを確認した場合は、無用のトラブルを避け、できる限りの情報収集に努め当協会又は最寄りの総合通信局に申告してください。

混信妨害調査をして貰えないか

混信妨害を受けた場合は、先ず、飛行場の周囲の異変がないか、又は無線利用者が居ないか等の調査を行ってください。
混信調査等の支援は、登録代行模型店、ラジコン操縦士登録者及び当協会の事業に多大のご協力を頂いている団体等に対して行っている支援サービスです。
登録代行店やラジコン操縦士登録者等は、周囲の調査を行った上で、なお、原因が不明の場合はご相談ください。
なお、当協会が現地に出向いて調査を実施する場合には、当該関係者の協力を求めることがありますので、ご協力くださいますようお願いいたします。

不法無線局の取り締まりをして欲しいのですが?

当協会には不法無線局を取締る権限がありません。
そのため、電波の監督官庁である総務省に対して、一定の調査を行った上でその情報提供を行うとともに不法無線局の取り締まり要請を行っています。
これまでも、ラジコン運用に混信妨害を与える狩猟犬用の不法無線局ついては情報提供を行うとともに取締りを要請し、その結果、総務省の理解も得られ不法無線局探査の協力も頂いております。
今後も、不法無線局による混信妨害が発生したときは、情報提供とともに取り締まり等の協力要請を行っていくこととしております。

ラジコン用電波の使用基準を守らない者の対策を教えてください

最近、お化けや特バンといわれる電波法で認められない電波を使用する一部愛好家が増えていると指摘されています。
周波数の使用基準にない周波数(バンド)は、業務用の無線局に免許されており、空中線電力(電波の強さ)もラジコン用に比し格段に大きいため、妨害を与えるより、逆に妨害を受けノーコンになる原因にもなり非常に危険を伴います。
協会としましては、イベント等機会あるごとに適正運用の周知啓発に努めておりますが、皆様方が不法運用者に遭遇した場合は、注意喚起を行って頂くとともに自らの運用においては絶対に不法運用を行わないようお願いします。
不法運用は、電波法により懲役1年以下又は100万円以下の罰金に処せられます。また、こうした不法運用が多発すると、社会の評価はもちろん専用電波の増波も認められなくなりますので必ず適正な運用に心がけるようお願いします。
犬の調教用不法無線局探査の際、お化け電波を使用した者が処分されています。ラジコン愛好家として不法運用で罰則を受けるようなことは絶対にしないようお願いします。