新航空法(ラジコンに係わる部分)の反対署名活動にご協力をお願いします(2021.07.2)

令和4年より無人航空機に対し、以下⒈⒉⒊の条件が課されようとしています。
ドローン(GPS/自立安定装置/カメラ搭載)とラジコン等模型飛行機では、決定的な違いがあります。
私たちは「ラジコン模型飛行機の定義」を規定し、新法からの除外を求めます。

⒈「1機ごとの(有料)登録申請」が必要となる
反対理由:そのような煩わしい対処が必要となれば、「これを機にラジコンを止めよう」と愛好者仲間の減少が始まることが懸念される。

⒉「下限重量規定が200g→100g以上」に大幅な引き下げとなる
反対理由:模型飛行機の入門者激減が懸念される。この規定だと、エントリーモデル(初心者・入門者向けのモデル)ともいえるトイラジコンまで対象となってしまう。

⒊「リモートID搭載」が必須となる
リモートID(自機情報発信機)は、航空局の情報では、例として寸法2×5×10cm、重量100gが表明されている。
反対理由:グライダーやパイロン機では形態上搭載は不可能。また日常のスポーツ・フライト愛好家の多い固定翼、回転翼機分野ともに、ほぼ3kg以下の機体では搭載不可であり、多くのカテゴリーが影響を受ける。FAI規定競技も開催不能となる。

上記の⒉と⒊を勘案すれば、現行の下限200gであってもリモートID搭載となれば機体は100gであり、物理的に搭載・飛行は不可能です。
また、改正後下限100gの機体では、リモートIDだけの重量となり、ともに飛行できる物体ではあり得ません。
これらは実現不可能なものであり、模型愛好家はもとより、常識ある国民の誰もが納得できる法律とはとても言えないと考えます。

ご署名は専用用紙にて。
ご家族を始めご友人の皆様にも広く賛同を呼びかけて頂き、反対署名にご協力のほど 何卒宜しくお願い申し上げます。

また、ドローンから入門し、更なる操縦技術向上を求めラジコン操縦を学ぶことも多くありますので、ドローンユーザーの皆様にも是非署名にご協力いただけますと幸いです。

6月10日発売の雑誌「ラジコン技術7月号」11ページが署名の専用用紙になっています。また、電波社ホームページ
http://www.rc-tech.co.jp/user_data/2105shomei_v3.pdf  (PDFファイル)
からもダウンロードできます。
集計期限は7月末日です。
宛先、詳細等につきましては誌面をご覧ください。
※専用用紙は1枚に10名書き込めます